【ソリックブックス】 根羽村のねばーぎぶあっぷ―林業を極め、森の水を守る。源流の村にこそ「ふるさと納税」を― 小木曽 亮弌 著

  
ホームソリックブックス トップ発行元お問い合わせ主な紹介記事


根羽村のねばーぎぶあっぷ

―林業を極め、森の水を守る。
源流の村にこそ「ふるさと納税」を―


著者: 小木曽 亮弌


発行日:2017/9/1
サイズ:四六判
ページ数:128ページ
定価:1,620円(税込)

ご購入はこちらから

ご購入」ボタンを押しますと、メール送信画面になります。
下記項目を本文にご記入の上、送信してください。

■書名
■申し込み冊数
■お名前
■郵便番号、住所、電話番号
■メールアドレス
■ご感想




林業で栄え、人口も3000人を超えていた根羽村だが、現在はとうとう1000人を大きく割り込んだ。過疎化が進んでいる典型とも言える。

根羽村は村内地域の92%が山林で、その72%が人工林。かつては村民全戸に植林の山を持たせ、林業を主体とした豊かな村であった。しかし、木材輸入自由化の波に飲まれ、村民や村の財政は急速に落ち込んだ。

そんな村営の難しい中、著者は水資源の重要性を訴え、林業から木材加工などを含めた産業への転換を図り、また村と都市部を結ぶ交流拠点としてのネバーランド(第三セクター)を設立するなど、様々な創意工夫を凝らしてきた。

国の方針として森林伐採の危機が迫った時、1億5000万円を差し出して、源流を守ってくれたのが、安城市だった。その後も環境保全の立場からアイシン精機グループが強力してくれた。

都市部の皆さんに憩いの場を提供することで、源流の村にこそ「ふるさと納税」をと筆者は訴える。多くの人たちが心の村民になって欲しいと切望している。



目  次
まえがき
根羽村は間違いなく一流の村だ.
長野県下伊那地方事務所 元事務所長  田山重晴
小木曽さんがいたからこそ、根羽村は元気になれた。 根羽村長  大久保憲一

第一章 根羽村のネバーギブアップ
根羽村に民間の手腕が必要だった。
根羽の美林を守り続ける。
昔の村民は豊かな森林業を味わった。他

第二章 トータル林業の構築
 林業を極めることで拓く根羽村。
 村内全戸に五・五ヘクタールの森林を持たせる。
 森林は親が植え、子が育て、孫が伐る。
 廃業に追い込まれた最後の製材工場を村が買い取る。他

第三章 森の水を守る
矢作川源流の豊かな森を守る。
 安城市と「水源の森」契約を結ぶ。
 「官行造林」という国の助けで潤う。
 飯田営林署の見積もりは一億五〇〇〇万円。
アイシングループの先進的な協力に感謝。
林業の「業」としての復活が水源を守る。

特別対談
小木曽亮弌根羽村長(前) vs 藤原忠彦川上村長(全国町村会長=2011-2017年)

〜根羽村「ネバーギブアップ宣言」〜

付録



小木曽 亮弌
1939年(昭和14年)長野県根羽村生まれ。58年長野県飯田高松高校卒、同年株式会社片桐工務所入社、91年同社専務取締役から根羽村長に当選。以降11年まで村長を5期20年務める。その間に長野県水源林造林協議会会長、長野県河川協会会長、全国山村振興連盟副会長など。
根羽村長として内外に水源の大事さを訴えたり、林業を加工・販売も手掛ける複合産業に生まれ変える構造変革に取り組んだり、都市部との交流拠点としての株式会社ネバーランドを設立したり、根羽村の発展に大きな功績を残した。
08年全国町村会長表彰、11年総務大臣表彰、12年秋叙勲で旭日小綬章受章。
●発行元
株式会社ソリック( 英文名:SoRiQ, Inc. )
東京都文京区千駄木2-48-4-1101
URL:www.soriq.jp
mail:welcome@soriq.jp
tel :03-5842-1134
fax :03-5842-1135
     トップへ戻る

Copyright(C) SoRiQ Inc.All Rights Reserved.